The Japan Observatory at MILANO UNICA 2016SS

欧州2大素材展示会の一つと言われ、イタリア・ミラノで開催されている「MILANO UNICA」。2014年9月に未だは欧州以外の出展を認めてこなかったが、欧州以外では初となるジャパン・パビリオン「The Japan Observatory」が誕生した。主催は一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(以下、JFW)テキスタイル事業 事務局であり、初回の9月展はジェトロとの共催であったが、この2月展はJFWの単体主催で行われた。日本繊維産地の選りすぐりで構成される「The Japan Observatory」の2月展は、34社・団体が出展した。その中で、9月展に引き続き2月展にも尾州産地は、公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター(以下、FDC)が取りまとめを行い6社での団体出展形式で欧州バイヤーとの商談に挑んだ。MILLANO UNICA自体がAW展と比較してSS展にはもともと来場者が減少すること、今回はプルミエール・ヴィジョン(パリ)の会期前倒しによりMUも1週間前での開催であり、ドイツで開催された展示会とのバッティングや悪天候に見舞われた事等も来場者数には大きく起因しているとは思うが、MU全体来場者18,000名強で、「The Japan Observatory」来場者が3,061名、その中で尾州合同ブースへの来場者が128名(サンプルピック数:879点)。入口を狭め個人を確認した上でのブース誘導という形式で、量よりも質を求めた結果としては焦点を絞り内容の濃い商談になったと思われる。

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◆展示会名: 「The Japan Observatory」 at Milano Unica 2016S/S
◆会 期 : 2015年2月4日(水)~6日(金) 9:00~18:30
◆出展場所 : Milano Unica会場内の特設エリア (Hall 2)
◆出展概要 : 企業ブース+JAPAN TEXTILE PRブース(計519㎡)
◆出展企業 : 34社・団体 
◆主 催 : 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)
◆協 力 : 日本繊維産業連盟 /  独立行政法人日本貿易振興機構
◆後 援 : 経済産業省
◆出展者(都道府県コード順)
◇米沢織物工業組合<青文テキスタイル株式会社、株式会社安部吉、嵐田絹織株式会社>/齋栄織物株式会社/東レ株式会社/東レ合繊クラスター<小松精練株式会社、テックワン株式会社、丸井織物株式会社、サカイオーベックス株式会社、福井経編興業株式会社、一村産業株式会社>/株式会社SHINDO/一般社団法人福井県繊維卸商協会<旭化成インターテキスタイルズ株式会社、冨田商亊株式会社、株式会社中健商店、畑岡株式会社、ひかり商亊株式会社>/有限会社福田織物/古橋織布有限会社/公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター<株式会社日興テキスタイル、長大株式会社、遠山産業株式会社、中伝毛織株式会社、林実業株式会社、宮田毛織工業株式会社>瀧定名古屋株式会社/伊藤忠商事株式会社 北陸テキスタイル課/宇仁繊維株式会社/スタイレム株式会社/株式会社辰巳織布/東光商事株式会社/八木通商株式会社/株式会社カゲヤマ/株式会社エイガールズ