残暑が厳しい2023年秋がスタートしている。店頭はもうすっかり秋色の商品が並び、少しだけ過ごしやすくなったが、まだまだ暑さが厳しい異例の秋なのかもしれない。今年の夏くらいからアフターコロナの様相で、“4年振りの~”というキャッチコピーが紙面や画面でも多く展開されていた。一方で、長引くインフレ、より悪化する国際情勢、世界情勢に伴う原料高騰等、コロナ前に戻ることはない。それこそ、新しい日常を自らが切り開いていく必要があるのだ。当たり前にあることが当たり前ではなくなることをすで、経験した我々は、今一度、国内製造の意味を再考する時期が来ているとも思う。半導体の製造同様に、一度、失った技術を復活させるのは、経済的にも精神的にも想像以上の付加が掛かることをニュースでも知っている。これは、日本の繊維産業にも同じことが言えることです。産地が産地であるために、今の時代になった産地のあり方を考える良い時期でもあると思う。
さて、尾州産地が得意とする秋冬シーズンが到来し、今まで以上に早期開催を実施する“2024-25 Autumn / Winter Bishu Material Exhibition”は、暫くお休みされていた“虫文毛織(株)”が復帰し、尾州産地企業12社が集結、“尾州ウールの底力”を来場者に披露してまいります。コロナ禍同様に、Bishu Material Exhibitionは、今シーズンもリアル展とデジタル展のハイブリッドで開催されます。尾州産地企業が皆さまのご来場をお待ちしておりますので、是非とも足をお運びください。
【開催概要】
開催日程 | 2023年9月27日(水)~28日(木) |
開催時間 |
27日(水) 9:30~18:00 28日(木) 9:30~17:00 (最終入場は終了時間30分前まで) |
開催場所 |
WITH HARAJUKU HALL(3F) 東京都渋谷区神宮前1-14-30 |
主催 | 公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター |
入場 | 無料 |
出展社 |
岩田健毛織(株)/ 長大(株) / 時田毛織(株) / 日本エース(株) / 林実業(株) / (株)ヒラノ / ファインテキスタイル(株) / 三星毛糸(株) / みづほ興業(株) / 宮田毛織工業(株) / 虫文毛織(株) / 森織物(資) |
同時開催 |
2024-25 Autumn&Winet BishuMaterial Exhibition (bishu-japan.com) |
お問合せ先 |
公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター 愛知県一宮市大和町馬引字南正亀4-1 TEL:0586-46-1361 FAX:0586-44-7455 |