尾州産地が、主要シーズンである秋冬シーズン到来! コロナ禍での開催ということで感染防止対策を講じながら開催となる。昨今ではB to Cイベント開催に向けて「賛否のあるイベント」がネットで炎上気味ではあるが、B to Bイベントとなるイベントに関して、特に見て・触ってというアクションがないとビジネスになりにくい商材を扱う国内製造業メーカーにとっては、細心の注意を払わないと展示会も開催ができない状況だが、それでも“バイヤーに新作を見て・触ってもらいたい!”という思いは、コロナ前よりも増大しているように思う。
尾州産地のテキスタイルメーカー11社が集結し、トレンド情報を共有し、さらには “サステイナブル”を意識し、それぞれの強みを生かした開発素材で商談を行う。もちろん、会場に来れないバイヤーのために“オンライン展示会”も同時開催される。リアルとデジタルの双方からのアプローチで、新様式でのビジネス商談会のあり方を目指し、発表手段もそれぞれの手段に適した情報開示や見せ方で展開していくのであろう。
海外のテキスタイルを輸入し、ガーメントを製造しているメーカーからは、昨今の物流問題をよく耳にするようになった。安定した供給に影が差しているのは確かなようだ。「クリック&レスポンス」というビジネス形態がスタートしたのは90年代だと記憶している。これにより事業者のビジネス形態も大きな変化がもたらされ、次第に「過剰供給」へと発展したようにも思う。今一度、コロナ禍後にやってくる“With コロナ”という新しい時代での製造体制や販売手段をキチンと整理し、SDG’s意識も頭にフックをかけると国内の製造産業を再考すれば、精神面でもビジネス面でも打開策が見えてくるのではないだろうか。装置産業に置いて、一度、失ったものを再構築することは余程のことでないと難しい。そんなことを考えると現存するモノづくり企業の活動を対面でコミュニケーションを取りながら進めることができるチャンスは大きな意味を持つと思っている。
“日本のウール・・・尾州”、見て・触って、その魅力を発信するBishu Material Exhibitionは以下の日程で開催される。是非とも足をお運び下さい!
【開催概要】
開催日程 | 2021年10月5日(火)~月7日(木) |
開催時間 |
5日(火) 13:00~18:00 6日(水) 9:30~18:00 7日(木) 9:30~17:00 (最終入場は終了時間30分前まで) |
開催場所 |
アキバ・スクエア 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX2F |
主催 | 公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター |
入場 | 無料 |
出展者 |
岩田健毛織(株)/ 長大(株) / 日本エース(株) / 林実業(株) / 日の出紡織(株) / ヒラノ(株) / ファインテキスタイル(株) / 三星毛糸(株) / みづほ興業(株) / 宮田毛織工業(株) / 森織物(資) |
感染防止対策 |
・来場者全員に検温を実施 ※37.5℃以上の発熱がある方は入場をお断りいたします。 ・マスク着用の徹底 ・入場名刺に印字されたQRコードによる受付で接触低減 ⇒DMをお持ちでない方も名刺受付にてご入場いただけます。 ・混雑時は入場を制限させていただく場合がございます。 ・消毒用エタノールの設置 ・名刺ホルダーの使いまわしの廃止 ⇒ご返却へのご協力をお願いいたします。 ・受付カウンターに衝立設置 ・定期消毒の実施 |
同時開催 | 2022/23 Autumn&Winter BishuMaterial Exhibition (bishu-japan.com) |
お問合せ先 |
公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター 愛知県一宮市大和町馬引字南正亀4-1 TEL:0586-46-1361 FAX:0586-44-7455 |