Bishu Material Exhibition が開催された!

去る2021年4月13日(火)~15日(木)、東京秋葉原にあるアキバ・スクエアにて、「2022SS Bishu Material Exhibition」が開催された。

東京における2度目の緊急事態宣言は解除されたものの、第四波が囁かれ、開催を危惧する声も聞こえたが、無事に開催にこぎつけた。東京では4月25日(日)からの3度目の緊急事態宣言が発令され、次々とイベントの延期や中止が伝えられていることを考えるとギリギリのタイミングだったと思う。来場して、まず思ったことはいろいろな事情でイベント開催に賛否の声がある中で、やはり製品と違って、見て触って、判断する繊維素材ビジネスにおいてリアルな展示会を開催してくれた主催者への“感謝”だった。そして、地元に帰れば、偏見を持たれるかもしれない状況の中で、ビジネスを止めずに日本の産業を盛り上げたいという出展企業の熱い思いに触れることが出来た。実際には尾州産地のテキスタイルメーカー10社が参加し、約700点の新作が発表された。

今期の尾州産地のSS素材は今まで以上に時代をキャッチしつつ、丁寧に仕上げられた秀逸のテキスタイル達だった。サステイナブルを意識しつつ、ファッション性を持たせた素材や機能性を重視した素材等、様々な顔を覗かせていた。来場者も、1点1点を丁寧に見ている姿もとても印象的であった。ただ、こんなに良い素材であっても、コロナ禍ということもあってか、来場者が少なめだったのが残念ではあるが、表敬訪問や冷やかしや情報収集での来場者がきっと減った分、実のある商談が出来たのではないかと感じている。このような状況を読み、来場が難しいバイヤーに向けて「Bishu Material Exhibition Online」も同時に開催された。

昨今の日本のアパレル企業は、(私は時代錯誤だと感じるが)こんな時代で、こんな時期なのに、“さらに安価な多品種・小ロット”での製品を製造しようとしているという話を聞く。そのような企業が産地の良き素材をこなして良き製品を作れるとは思えない。であれば、価格は張っても着用した人が特別感を味わえ、大事に着ようとする製品を作る小規模アパレルや、こんな時期ですが海外の優良企業へプレゼンできれば、産地のモノづくりを止めることなく継続できると思っている。

 

テーマ:OASIS DREAM

 

テーマ:VESTIGE

 

テーマ:AQUATIC

2022 Spring / Summer
Bishu Material Exhibition
会場風景
 


【事業概要】

開催日時 2021年4月13日(火)~15日(木)
 4/13 13:00~18:00
 4/14 09:30~18:00
 4/15 09:30~16:00
開催場所 アキバ・スクエア
 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 2F
主催 (公財)一宮地場産業ファッションデザインセンター
出展者

岩田健毛織(株) / 西川毛織(株) / 日本エース(株)
林実業(株) / (株)ヒラノ / ファインテキスタイル(株)
みづほ興業(株) / 三星毛糸(株) / 宮田毛織工業(株)
森織物(資)

総来場者数 573名(リアルおよびオンライン展示会来場者数)
サンプル
リクエスト点数
延べ3,801点