出展者・来場者共に世界一の規模を誇る「intertextile SHAGHAI apparel fabrics」の2016 Autumn editionに(公財)一宮地場産業ファッションデザインセンター(以下、FDC)が、尾州のテキスタイルメーカー5社・1グループの構成で出展した。JFW推進機構が主催する「Japan Pavilion」ではなく、世界中のウールメーカーを集積した「Premium Wool Zone」での出展で、ウールを求めて来場した世界中のバイヤーにジャパン・ウールをアピールし、一定の評価を得たようだ。
一方、国内でも高級獣毛素材で定評のある「早善織物株式会社」は、「Japan Pavilion」内で初出展し、予想以上のバイヤー来場でインテキ上海の勢いを肌で感じたようだ。
中国経済の低迷が言われてもう1年以上が経過したが、消費者の需要という点では高級志向へと移行しており、かつては「日本製は高い!」と言われていたのももう昔話。欧州並みの価格でも購入を希望する中国アパレルは着実に増えていることを実感する結果となった。
<intertextile SHAGHAI apparel fabrics 2016 Autumn edition>
会期 | 2016年10月11 (火)~ 13日(木) |
会場 | National Exhibition and Convention Center (Shanghai) |
出展者数 | 4,553 社(29カ国・地域)(*2015年: 4,642社(29 カ国・地域) |
入場者数 |
73,000名以上 (90カ国・地域) (*2015年: 66,256: 97カ国・地域)…約10%増 (同時開催展: Yarn Expo Autumn, PH Value &CHICへの 入場者含む) |
展示会面積 (総面積) |
260,000 ㎡ (*2015年: 228,000㎡) |
FDCブース 出展者 |
長大株式会社 |