理事長 挨拶

年頭所感 市場は世界へ

日本毛織物等工業組合連合会

理事長 早川 隆雄

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平成30年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。平素は、連合会の運営
につきまして、関係各位の皆様方には多大なご指導ご支援を賜り、衷心より厚くお礼申し上げます。

昨年は、「尾州産地活性化」をスローガンに産地活性化と産業基盤の維持強化に努めてまいりました。
本年は「市場は世界へ」を念頭に、新たな組合活動で、飛躍できる産地を目指し、組合変革に取り組んでまいります。

 昨年の情勢は、中国の成長鈍化、欧州経済の動向、米国の大統領選後の世界経済の不安定さ、という不透明な状況でした。日本経済は大企業の金余りで好決算ですが、中小企業の企業収益、特に我々繊維産業は非常に悪い状況にあります。

それでも通商面ではTPPを始め日EU EPA,日中韓FTA,RCEP等の広域経済連携の交渉は進み日本の繊維産業の技術力、意匠力を世界のマーケットに積極的に打ち出すチャンスと思い、輸出ビジネスの拡大に向けて取り組んでまいります。

 昨年、海外バイヤー招聘実行委員会を起ち上げ中国アパレル企業7社を招聘しての商談会も高評価で産地の技術力、意匠力で作製した高品質、高感性、高機能の素材を本年も発信してゆきます。JFWジャパンクリエーションの展示会「Bishu Style展」での商談に、品質が高く、ロスの少ない国産素材に手応えがあり、メイドインジャパンにこだわった独自商品を通じて、お客様を増やし、「高品質」にこだわり続けるものづくりが使命だと思っています。

 長らく続いた産地の縮小による供給力の減退で短納期対応に問題が生じ、受注につながらないという結果も一部に見受けられました。今年は“市場は世界へ”をスローガンに産業基盤の維持強化に努めてまいります。

(公財)一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)による海外展示会ミラノウニカ展、東京でのBishu Material Exhibition(MBE)の展示商談会、
ジャパン・ヤーン・フェア(JY)展などの展示会も広く業界に定着してきました。

最後になりましたが、組合員皆様の一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに皆様方のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、私の新年のごあいさつとさせていただきます。