理事長 挨拶

年頭所感 尾州産地活性化

日本毛織物等工業組合連合会

理事長 早川 隆雄

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平成29年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。平素は、組合の運営につきまして、関係各位の皆様方には多大なご指導ご支援を賜り、衷心より厚くお礼申し上げます。

昨年は、「産地生産基盤の強化」をスローガンに産地活性化と産業基盤の維持強化に努めてまいりました。

本年も「尾州産地活性化」を念頭に、新たな連合会活動で、飛躍できる産地を目指し、変革に取り組んでまいります。

振り返りますと、昨年はグローバルな環境の中で、将来的に大きな影響を及ぼす事象が多かった年でした。難民問題が欧州全体を揺るがす大きな問題に発展し、英国の欧州連合離脱、テロのバングラデシュ大惨事など記憶に新しいところです。また、中国経済の減速による影響は年々大きくなっています。

一方、米国の大統領選挙が終わり世界経済を安定的に支える米国の経済に大きな影響を及ぼすと思います。TPPの米国離脱により期待していた輸出の増大などが出来ず今後の行方を見守るしかありません。

日本においても様々なことが予定されており、強い関心を持っておく必要があります。中でもアベノミクスは正念場であり、日本経済の高揚に向けて様々な施策が行われ、日本全体の景気浮揚にしていくことが必要です。

尾州産地の技術力、意匠力で作製した高品質、高感性、高機能の素材需要が増え、産地活性化に繋がります。昨年11月に開催されましたJFWジャパンクリエーションの展示会「Bishu Style展」での商談に、品質が高く、ロスの少ない国産素材に手応えがあり、メイドインジャパンにこだわった独自商品を通じて、お客様を増やし、忠実に「品質」にこだわり続けることが使命だと思っています。

長らく続いた産地の縮小による供給力の減退で短納期対応に問題が生じ、受注につながらないという結果も一部に見受けられました。今年は“尾州産地活性化”をスローガンに産業基盤の維持強化に努めてまいります。

(公財)一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)による海外展示会ミラノウニカ展、東京でのBishu Material Exhibition(MBE)の展示商談会、
ジャパン・ヤーン・フェア(JY)展などの展示会も広く業界に定着してきました。

最後になりましたが、組合員皆様の一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに皆様方のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、私の新年のごあいさつとさせていただきます。