<Kのつぶやき>CFD元議長 故久田 尚子 氏の収蔵品で展覧会開催!

1995年~2005年、東京ファッションデザイナー協議会(以下、CFD)の第二代目議長として、前職の文化出版局で培った編集力、企画力、そして何よりもデザイナーの作品を心から愛し、2012年にこの世を去った久田尚子氏が、今年で7回忌を迎える。

久田さんの“死”をきっかけにCFDでお世話になり、若かりし頃から「The FASHION 人」と思って背中を見てきた人々が毎年のように他界しているが、アクの強い人たちだったからこそ、その“空虚感”は計り知れないものがある。

そんな時、京都服飾文化研究財団(以下、KCI)キュレーターの新居理絵さんから嬉しいニュースが飛び込んできた。7回忌を向かえる久田さんの寄贈品を中心にKCIギャラリーで小さいながらも展覧会を開催するというものだった。身内の人間ではないが、10年間、久田さんの部下として時間を共有した者としては涙が出るほどに嬉しい話だった。いつまでも忘れてはいけないものがそこにはきっとある、そう思ったのである。

2018129日(月)427日(金)、京都のKCIギャラリーで久田さんの寄贈品が公開されます。お時間のある方、久田さんを懐かしむ方など等、是非とも足を運んで欲しいと思う。

久田さんKCI寄贈品
Kenzo Takada Blouse
c. 1972
©The Kyoto Costume Institute, gift of
Shoko Hisada


<展覧会概要>

タイトル プレタポルテの幕開け久田尚子氏のワードローブを中心に
"Pick out from The KCI's collection, No.26" at The KCI Gallery
KCI
メッセージ
ファッショナブルな既製服「プレタポルテ」が急成長したのは、
女性の社会進出が推進され、若い世代の主義主張が体制を揺るが
せた1960年代でした。社会の価値観を根底から変革した68年の
パリ五月革命を経て、70年代には、それまでのファッションを
牽引してきた高級仕立服「オートクチュール」をプレタポルテ
が凌駕し
ました。

 久田尚子氏[1935-2012]は、こうした20世紀後期の
ファッションの動向をつぶさに観察し、自ら積極的に体験する
ことによって生き生きとした情報を私たちに届けた
、日本を
代表するファッションの編集者の一人でした。

 本展は久田氏が1960年代から70年代にかけて着用し、後に
KCIへ寄贈した衣服作品を中心に展示し、プレタポルテが
大きく飛躍した当時を振り返ります。
会期 2018129日(月)427日(金)
開館時間 午前930分~午後5時(入館は430分まで)
休館日 土・日・祝日(321日祝日は開館)
会場 KCIギャラリー
​ 
600-8864京都府京都市下京区七条御所ノ内南町103
入場料 無料
*団体(20名様以上)でお越しの場合は、事前に
​ ご連絡くださいますようお願いいたします。
出展作品 ドロテ・ビス、ケンゾー、ジョルジオ・ディ・サンタンジェロ
など
1960-70年代のプレタポルテ:16点。アクセサリー:11点。
下着:2点。ファッション誌:5冊。
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"Pick out from The KCI's collection, No.26" at The KCI Gallery Outline

Title The era of prêt-à-porter―From wardrobe of Ms. Shoko Hisada
KCI
Message
This exhibition focuses prêt-à-porter from 1960s to 1970s when prêt-à-porter was growing rapidly. The exhibits were donated by Ms. Shoko Hisada[1935-2012], a famous Japanese fashion editor. Working from 1957 to 1996 at Bunka Publishing Bureau, she served as an editor-in-chief of fashion magazine, for example High Fashion, So-en, and Mrs. After that, she was appointed as Chairman of Council of Fashion Designers, Tokyo which has played an important role in transforming Tokyo into a major fashion center, and dedicated herself to develop fashion design world in Japan. She kindly assisted KCI as a board member for 15 years. We believe it is a good occasion to exhibit a part of her wardrobe at the KCI gallery in the beginning of 2018, our 40th anniversary year.
Period Jan.29 - Apr. 27, 2018
 
Monday to Friday, 9:30 a.m.-5:00 p.m.
 (No admission after 4:30 p.m.)
 Closed on Saturday, Sunday, National Holiday
 (except March 21).
Venue The KCI Gallery
Entrance Free
Exhibits prêt-à-porter from 1960s to 1970s, including Dorothée bis, Kenzo, Giorgio di Sant'Angelo: 16. Accessories: 11. Underwear: 2. Fashion magazines: 5.
34 pieces in total.

* KCI does not own a permanent exhibition gallery.
* The space of The KCI gallery is 86m² (926 ft²).

 

this blog written by T.Kanemaki